10/10(月祝)日比谷野外大音楽堂
【一般発売プレイガイド】
イープラス(PC・携帯共通)
ローソンチケット 0570-084-003(L:74232)
チケットぴあ 0570-02-9999(P:285-062)
ディスクガレージ
DIV oneman tour 2016「Ready to DIVE」
2016/7/14(木)12:00~チケット一般発売!
8/13(土)HEAVEN'S ROCK 宇都宮VJ-2
ローソンチケット 0570-084-003(L:72511)
チケットぴあ 0570-02-9999(P:304-298)
イープラス

8/14(日)仙台 HooK
ローソンチケット 0570-084-002(L:22224)
チケットぴあ 0570-02-9999(P:305-364)
イープラス
チケットGIP

8/25(木)川崎セルビアンナイト
ローソンチケット 0570-084-003(L:72566)
チケットぴあ 0570-02-9999(P:304-298)
イープラス

8/26(金)HEAVEN'S ROCK さいたま新都心VJ-3
ローソンチケット 0570-084-003(L:73016)
チケットぴあ 0570-02-9999(P:304-298)
イープラス

9/3(土)福岡DRUM Be-1
ローソンチケット:0570-084-008(L:84396)
チケットぴあ:0570-02-9999(P:303-984)
イープラス
BEA-NET CLUB

9/10(土)名古屋 E.L.L.
ローソンチケット 0570-084-004(L:45163)
チケットぴあ 0570-02-9999(P:305-223)
イープラス
TANK!theWEB
ダイレクトセンター 052-320-9000

9/11(日)DOMe柏
ローソンチケット:0570-084-003(L:74346)
チケットぴあ:0570-02-9999(P:304-298)
イープラス

9/18(日)梅田AKASO
ローソンチケット 0570-084-005(L:53305)
チケットぴあ 0570-02-9999(P:304-802)
イープラス
CNプレイガイド 0570-08-9999
INTERVIEW
1つの壁を超えた先に拓かれる新たな地平へ。
初の日比谷野外大音楽堂ワンマンライヴに挑む4人の決意と覚悟
2015年は6/27に“DIV 2nd Album 「SECRET」 release oneman tour「Dawn of the Secret night」”のファイナルで恵比寿LIQUIDROOM公演を成功させたのに続き、そのわずか5ヶ月後の11/7には“DIV oneman live 2015 AUTUMN KISS or KILL”で渋谷TSUTAYA O-EASTを大盛況の内に終わらせたDIV。浮き沈みの激しいシーンの中でも着実に支持を広げ、ライヴ会場のキャパシティを急激に増大させている彼らが2016年10月10日、遂に日比谷野外大音楽堂ワンマンライヴに挑む。周囲から見れば順調過ぎるほどのスピードで進んでいる彼らだが、ここに至るまでの道のりは決して平坦なものではなかったようだ。“ライヴ”というテーマを軸に、メンバー4人に内面の奥深くまで迫ったスペシャル・インタビュー。

●昨年6/27に“DIV 2nd Album 「SECRET」 release oneman tour「Dawn of the Secret night」”のファイナルとして、恵比寿LIQUIDROOM公演を行ったんですよね。バンドにとって1つの登竜門とも言える会場ですが、今振り返ってみてどんなライヴだったと思いますか?

CHISA:良いライヴになったという感覚はありました。でも後から振り返ってみた時に「確かに盛り上がったけど色んな曲をやり過ぎて、初めて観る人にはどういうバンドなのか伝わらなかったよね」という話になったんです。セットリストも別に悪くなかったんですけど、バラエティ豊か過ぎて“1つのバンド”っぽくないというか…。

●バンドとしての焦点が定まっていないような部分もあった。

CHISA:良くも悪くも、ファンサービスをし過ぎたというか。従来のファンは喜んで盛り上がってくれたんですけど、言ってしまえばファンクラブイベントのような内容で終わっちゃった気がしていて。それも1つのやり方ではありつつ、ライヴとしての新しいものは何も提示できなかったなと。そういうことを考えるキッカケになったのが、あの日のLIQUIDROOMでした。

satoshi:ライヴごとにテーマは必ず見せていきたいんですけど、その提示の仕方にかなり悩んでいて。LIQUIDROOMまでの期間も、そこをずっと考えていたんですよ。今もまだ探している途中なんですけど、LIQUIDROOMは「次のライヴはすごくコンセプチュアルというか、かなり強いテーマを持ってやらないとバンドとしても方向性が見えないね」という話し合いをするキッカケになったライヴではありましたね。それに実は…、僕はLIQUIDROOMで辞めようと思っていたんですよ。

●えっ、そうなんですか!?

satoshi:正直、“もうDIVをやっていても意味がないな”と思っていたんです。これまでにやってきたEX THEATER ROPPONGIやアイア 2.5 シアタートーキョーでのライヴも、どちらかと言うと“そこでライヴをやる”ということのほうに比重が掛かっていた感じで。その会場でライヴをやることのほうが先に来ちゃっていて、そこにふさわしい良い演奏や良いアートというところまで自分たちが達していなかったんですよね。

●会場の規模に見合う演奏ができていない自覚があった。

satoshi:それによって自分自身も、気持ちの作り方が上手くいっていなくて。LIQUIDROOMでのファイナルを前にツアーで地方をまわっている時も“この先10年やったとしても、たぶんずっとこのままだな”と感じていて、そうやって時間だけが経っていくのが面白くないなと思っていたんですよ。だから自分にハッパをかける意味でかなり集中的に練習をして、「LIQUIDROOMは自分の“生前葬”になるから、絶対に観に来てくれ」とまで言って、色んなドラマーの友だちにも声をかけていたんです。

●そのくらいの覚悟でLIQUIDROOMに挑んだと。

satoshi:LIQUIDROOMが今までのライヴの中で一番最高じゃなかったら、ドラマーとしての自分には未来がないと思ったんですよ。だからその日のライヴをみんなに見てもらって、僕が継続に値するドラマーじゃないと思われたとしたら、もう辞めるしかないと思っていたんです。

●結果的にはどうだったんですか?

satoshi:実際、すごく良かったんですよ。ライヴが終わった後は、恵比寿の渋谷橋交差点の陸橋の上でアレンジャーと僕とローディー2人で「良いライヴだった」と言って全員が泣いたくらいなんです。

●それくらい感極まるライヴだったんですね。

satoshi:実はローディー2人は、ライヴ中から泣いていたんですよね。“この人は本当に良いライヴをできなかったら辞めるんじゃないか?”って、本気で心配していたらしくて。でも序盤から“今日は良いライヴになる”っていうのを感じられたみたいで、後ろで演奏中から泣いていたそうなんです。僕も最後のアンコールが終わった時に、メンバーよりも先に後ろのローディー2人とまず抱き合ったんですよ。「今日は遂に自分の壁を超えた」と思えて、そこから僕はちょっと変わったんです。

●自分自身が変わるキッカケにもなった。

satoshi:本当にそこで壁を1つ超えた感覚があって。あれがなかったら、『EDR TOKYO』もなかったし、『イケナイKISS』もなかったと思うんですよ。ただ“そういうアレンジの曲を出すんでしょ”みたいな気持ちでドラムを叩いて、次のワンマンにも向かっていたと思うんですよね。

●“お仕事”的な感じというか。

satoshi:流れ作業でバンドをやっている感じになっていたと思う。もしそれがなかったら、渋谷TSUTAYA O-EAST(2015/11/7 “DIV oneman live 2015 AUTUMN KISS or KILL”)のセットリストもあんなに振り切れなかったと思うんですよね。O-EASTのライヴは良かったと思うんですけど、正直難しいライヴだったと思うんですよ。

●それはどういうところが?

satoshi:今までのファンのことは半分無視していたのかもしれないと思うときがあるんです。特に前半部分なんかは音楽性とアレンジに重きを置いていて、もしかしたらファンに「こういうバンドはもう好きじゃない」って言われる可能性すらあるところにまで行っていたと思うんですよね。それはたぶん、LIQUIDROOMで超えられた壁の先にある世界の話だと思っていて。

●LIQUIDROOMで1つの壁を超えられたからこそ見せられる世界が、O-EASTのライヴにはあった。

CHISA:まずLIQUIDROOMに関して言えば、曲のアレンジを結構したんですよ。打ち込みを加えたり、尺を伸ばしたりもして。舞台監督とも相談しながらアレンジしていったんですけど、単純にそれが楽しかったんです。僕は曲を作るほうが得意というか、家で曲を作ったりするのが好きだと思っていたんですけど、その日は“ライヴを作る”という感覚があったんですよね。だからライヴが終わった後で次のコンセプトの話をしている時にも、“O-EASTはもっと作れるな”と思っていました。

●LIQUIDROOMで得たものを、O-EASTでより具現化していったと。

satoshi:LIQUIDROOMを経てO-EASTでやったんですけど、そこでやった形も自分たちとしては決して満足していないというか。“あれはああいうものだった”というだけで、今後もそれを絶対的な指針としてライヴをしようというところにまでは到達していなかったですね。

将吾:O-EASTの時は新しい演出とかもあったんですけど、そういうところでも自分なりに考えたりはして。でも“こうしたほうが良い”っていうところが今もまだあるし、毎回そんな感じなんですよね。

●ライヴをするごとに新しい課題が見つかる感じというか。

将吾:そうですね。次に自分がやろうと思うことや、バンドとしてやろうと思うことが毎回出てきて。

CHISA:さっきsatoshiが言ったように、“これをずっとやっていきたい”という気持ちは特になくて。ライヴに関しては、CDとはまた違う「その日にしかないものが聴けて良かったな」という感じにしたいんです。DIVにしかできないことがやれたら良いなとは漠然といつも思っていたんですけど、それがライヴアレンジなのかなというのに気付いたのがLIQUIDROOMでしたね。

●他のメンバーもsatoshiと同様に、LIQUIDROOMで1つの壁を超えた感覚があったんでしょうか?

CHISA:意外と僕はLIQUIDROOMでは、そこまでなかったですね。

satoshi:逆に2月の渋谷TSUTAYA O-WESTでは、それがあったんですよ。

●“DIV 東西2DAYS ONEMAN LIVE TOUR 2016 「SWEET & BITTER」”の東京公演のことですね。

CHISA:僕もこの2daysでは、そういう感覚がありましたね。

将吾:考え方が変わったよね。

●satoshiさんは、この日のライヴについてTwitterで「昨日の演奏は最高に狂気的だった。演じてない狂気を出せた時は震えるね。生きていると実感出来る」とつぶやいていましたね。

satoshi:僕は狂気的でありたいんですよ。でもそうなろうと思ってもなれるわけじゃないし、だからこそ狂気的になれた時は何とも言えない気持ち良さがあって。覚醒している感じというか、演奏をしている時に特殊な感覚があるんです。

●特殊な感覚?

satoshi:クリックに合わせて演奏するというよりは、クリックすらも僕についてきているような感覚に到達できる時がたまにあって。それが久しぶりに出たのが、O-WESTの2日目だった。でもLIQUIDROOMが終わった後で一緒に泣いたローディーに「まだ2月ですけど、たぶん今年は今日の演奏を超えられないですね」って笑顔で言われたのがすごく悔しくて…。本人は単に“そのくらい良かった”ということを言ったつもりなんでしょうけど、僕からしたら「2016年のあと10ヶ月間、あなたは今日の演奏を超えられない」って言われたようなものですからね!

●ハハハ(笑)。でもそれも今後のモチベーションにはなるのでは?

satoshi:「2016年はやっぱりあのライヴを超えられなかったですね」って言われたらカッコ悪いし、それだけは言われたくなくて。だから“ふざけんなよ”って思いつつ、追い込まれているんですよね。

●それくらい突き抜けた演奏がその日はできたと。

CHISA:その感覚はみんなにあったと思います。1日目は照明トラブルで、なかなか始まらなかったんですけど…。

●開演が40分くらい遅れたそうですね。

CHISA:スタンバッていたところから楽屋に一度戻って「なかなか始まらないね…」みたいな感じだったんですけど、その日は逆にそれがすごく良かったんですよ。今までも全くなかったわけじゃないですけど、ライヴでの逆境って意外とあんまり経験していなくて。僕はボーカリストとして、この日で自分の新しいスタイルが1つ見つかった感じがしたんです。

●というのは?

CHISA:“もっとダメダメで、もっとボロボロでも良いんじゃない?”みたいな感覚があって。そういうボーカルが良いというわけではないけど、自分にはこういうふうなスタイルが1つあっても良いんじゃないかなと思ったんですよ。たとえばステージングや歌い方についても“こうすることがカッコ良い”と言われているからやっているようなところが少しはあったんですけど、この日にやっと“自分のライヴ”っていうものが見つかった気がしたんです。だから良い意味で、その2日間はモヤモヤしないライヴだったんですよね。

●何らかのモデルに則って演じている感じではなくて、本当に自分らしいスタイルでやれたというか。

CHISA:そうですね。LIQUIDROOMやO-EASTの時みたいに色んな仕込みをやったわけではないんですけど、それでもこの2daysは一生忘れられないライヴになるなと思ったんですよ。みんなで細かいところまで作り込んだライヴが、自分自身も本当に感動できるものになるとは限らなかったりするっていうのが逆に面白いなと。もっとライヴをしたいなって思いましたね。

●自分の中では特別なライヴになった。

CHISA:1日目に全然バラードでもない「夏の行方」を歌っている時に泣いちゃうっていうのがあって、自分でも“何だこれ!?”みたいな感覚だったんですよ。“ビー玉みたいに小さな夢”っていう歌詞があるんですけど、自分で書いたくせにすごくグッときたんですよね(笑)。そこで自分らしいライヴが見つかった気がしたんです。それを狙ってやろうとするとできなかったりするのが難しいところなんですけど、ライヴを続けていく中でまたいつかそういう日に巡り会えたら良いなって。それが大きい会場だったら、なお良いなと思いますね。

●ちょびくんは、O-WESTはどうでした?

ちょび:初日に照明トラブルがあったことで僕も一皮むけたというか、色々と見えたことがあって。照明がない中でも“僕らがすごいパフォーマンスをすれば照明なんかどうでもいいんじゃないか”という気持ちで、死にもの狂いでライヴをやってみたら“こういう見せ方もあるのか”っていう発見があったんですよね。

●そんなライヴも経て、今年の10/10には遂に日比谷野外大音楽堂(以下、野音)でのワンマンライヴを迎えるわけですが、野音でやるイメージは描けている?

ちょび:初めての野外なので、どういうものになるのかというのがまだそこまでイメージできていないんですよ。まだ先のことなので今のうちに色々と勉強して、どういうDIVを見せられるのかという可能性は探しておきたいなと思っています。DIVにとって今までで一番キャパのデカい会場でのワンマンでもあるので、見せ方は常に考えていきたいですね。

satoshi:今ちょっとまずいなと感じているのは、野音に対して僕はまだLIQUIDROOMの時ほどの思い入れが抱けていないんですよ。“ここで良いライヴができなかったら死ぬ”みたいにはまだ思えていなくて。

●現時点では、そこまでの思い入れを持てていない。

satoshi:だから僕は今後、そう思えるように活動していかなきゃいけないなと思っているんです。これからの日々の過ごし方が大事だと思っていて。『EDR TOKYO』をリリースしてから、それがお客さんに届いてどういう気持ちになってもらったか、そして僕はどういう気持ちでステージに立ったのかというのをこれから感じていくことで、野音に自分がどういう姿で立ちたいかも見えてくると思うんですよね。だから楽しみでもあるんですけど、怖くもあるっていうか。正直言って僕は今(2月)の段階では、野音で良いライヴができないと思っていて…。

●今のままではダメだという感覚がある?

satoshi:もうDIVは、冗談では済まされない規模になってしまったと思うんですよ。だから野音をやるに値するアーティストになれなかったら、ダメなんだろうなと。我々はあくまでもチャレンジする立場なので、厳密に言えば“野音に立てそうな人”になっていれば十分だと思うんです。野音を超えているようなアーティストになれたら一番良いんですけど、いきなりそれは難しいと思うから。ただ、“野音にチャレンジするに値するミュージシャン”には10/10の時点でなっていなければ、良いライヴはできないと思いますね。

●挑戦者の資格は手に入れておかないといけない。

satoshi:挑戦者の資格がないなら、やったとしても良い戦いにはならないんですよ。少なくとも今の時点ではまだできないと思っているから、あと野音までをどう生きていくかでしょうね。それで変われないならダメだなと。

●10/10は、メンバー個々が野音までの日々をどう生きてきたかが試される1日にもなりそうですね。

CHISA:どうなっていくのか、見ていて欲しいです。ものすごく楽観的な言い方をすれば「やれるんだから、やれば良い」という話ではあって、あとはそのチャンスを活かすのか逃すのかっていうだけだと思うんですよ。“ここまでやってダメだったら、もうダメだ”と思えるくらいまでやらないとダメだと思うから。

●とはいえ、野音もバンドにとっては1つの通過点というか。野音が頂点ではなくて、そこをキッカケにもっと大きくなっていかなくてはいけないわけですよね。

satoshi:そうあるべきですよね。僕らは別に野音を目指して音楽をやってきたわけじゃないから。

CHISA:もっと純粋なことを言えば、良いライヴをすれば会場はあんまり関係ないですからね。“良いライヴをするっていうのはどういうことか”という柱を1人1人がちゃんと持って挑んで、それがお客さんに伝わるかどうかというだけだと思うんです。自分も挑戦者として、楽しみなんですよ。ものすごくワクワクしているというか。野音で良いライヴができなかったら死ぬわけじゃないけど、逆に“死んでも良い”と思えるくらいのライヴができたら良いなと思います。

Interview:IMAI (JUNGLE☆LIFE編集部)

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